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プランセンタとは ~Placenta~
プラセンタは胎盤から抽出したエキスのことをいいます。
プラセンタとは妊娠時の子宮内に出来る、赤ちゃんとお母さんとをつなぐ臓器です。
たった1個(0.1mm)の受精卵から、妊娠の10か月で60兆個の細胞にまで分裂増殖させ赤ちゃんに成長させる、まさに奇跡の源です。
プラセンタ治療とは、胎盤より抽出された成分を注射することによっていろいろな疾患の治療に使う治療法です。赤ちゃんの全身を増殖活性化するのですから、成人でも効果が出ることが確認されております。
古代ギリシャ時代から胎盤を粉末化したものの薬効ありとして使われており、漢方では”紫河車”として今でも欠かせない生薬となっています。クレオパトラ、マリー・アントワネットも好んで飲用していたと言われております。
胎盤の中には、赤ちゃんの成長のための栄養素だけでなく、様々な薬理作用も持っています。とりわけ滋養強壮薬、エイジングケアとして重宝されており、古くはまた中国でも不老長寿の薬として古くから使われております。
- 自律神経調整作用 : うつ病、自律神経失調症
- 肝臓の保護作用 : ウイルス性肝疾患、アルコール性肝疾患
- 基礎代謝の向上 : 朝からすぐに動けない
- 免疫活性化作用 : 風邪などひきにくい
- 抗炎症作用 : 腰痛、ヘルニア
- 内分泌調整作用 : 更年期障害
- 抗酸化作用 : シミやしわ
- 血行促進作用 : 更年期障害
治療方法
当院では、原則皮下注射しております。
腰痛などある方には、トリガーポイント注射も行っております。
ワクチン接種と同じ部位ですが、ワクチン程の痛みはありません。
部位は、上腕の背側や臀部
週3回まで注射は可能ですが、1回の注射で約1週間の持続と考えていただけば結構です。
効果をしっかり感じようと思うと、1回2本が理想となります。
当院でも2本打ちの方が多くなっています。
メリット
これを打つことにより、下記のような効果が期待できます。
- 疲れがとれる
- よく眠れるようになる
- 顔色が良くなる
- 月経不順や月経困難症が軽快する
- 朝の体の重さがとれる
- 風邪にかかりにくくなる
- シミがとれる
- アトピー性皮膚炎やリウマチの軽快
デメリット
日本国内の契約医療機関からの胎盤提供のものであり、細菌やウイルスなど除去して製造されています。しかし、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病や未知の感染症の予防対策のため、その検査方法が確立されるまでは、献血ができなくなります。また、その打った部分の腫れが時にあります。
これらを同意いただいた方のみ注射可能となります。
費用
保険適応
肝障害 : ラエンネック
更年期障害 : メルスモン
上記に当たる方は保険適応となります。
初診時は約1000円かかりますが、再診以降は約500円になります(保険の種類により変動あり)。
更年期障害としましては、原則40-60才で症状のある方になります。
また保険適応としましては、1回1本のみ、週3回までとなります。
自費
ラエンネックとメルスモンのいずれも同じ費用になります。
1本 : 1000円
1回に2本以上打たれる方は、保険と自費に関係なく下記になります。
2本目以降 : 500円追加